アタリのない不便さが逆に効果的

銀行印アタリイメージ

銀行印などの印鑑の側面には、浅い凹凸がついていると思います。
これは「アタリ」というのですが、最近ではこのアタリが付いてる印鑑がほとんどです。
しかしこのアタリというものが付いていない印鑑がありますが、それは何故なのでしょう?

実はこのアタリですが、あると確かに、捺印時に名前の上下がわかり、押すときに方向を確かめなくても良いのでとても便利です。
ですが、銀行印や実印などといった大事な印鑑には、むしろアタリがない方が良いと言うことをご存知でしょうか。
アタリがあれば、印鑑の上下を間違えることもないですし、方向を間違えることもなくなりますから、当然あった方がよいでしょう。

ですが銀行印など、自分の財産に直接関係するような印鑑では、むしろ「印鑑の上下を確認する」という時間が割と重要視されているのです。
実はアタリがない印鑑には、「押し印する前に、印鑑を押す書類をもう一度確認する」という時間を作るための意味もあるのです。
銀行印などで大きなお金が動くような取引をするとき、何も考えずに印鑑を押して、後日間違いに気づいて取り返しのつかないことになったりなど、そういったミスをなくすための確認をさせるため、もう一度落ち着いて契約内容を見返すために、アタリのない印鑑が使われるのだそうです。

アタリがないことで印鑑の上下を確認する、という時間でもう一度落ち着いて契約を見返すことができ、間違いなどもなくなり、しいては自分の財産を守るための布石にもなります。
アタリがないと確かに不便ですが、むしろその不便さがあることで、ミスを防止することもできるのです。

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